Multipurpose Inhalation Cage

MIC
多目的インハレーションケージ

「全身ばく露の信頼性を、既存の実験室スペースで。」

全身ばく露(無拘束) 省スペース設計 AAALAC準拠 OECD試験ガイドライン対応
MIC(Multipurpose Inhalation Cage)は、従来の全身吸入ばく露試験装置が抱えていた「大型チャンバー・専用室が必要」という課題を解決するために開発された、小型全身ばく露システムです。市販の実験動物飼育ケージをベースに独自設計を加え、AAALAC基準に準拠した実験環境を省スペースで実現します。
MIC(多目的吸入ばく露ケージ)

FEATURE 01

専用建屋不要― 既存の実験室に設置できる

従来の全身ばく露装置は1チャンバーだけで1〜2 m³のステンレス躯体があり、4濃度+コントロールの標準的な試験では500 m²超の専用施設が必要でした。MICはチャンバー1台あたりラット5匹・マウス10匹というスモールスケール設計に切り替えることで、全システムをおよそ5×4 m程度のスペースに収めることができます。大規模設備なしに吸入試験を始めたい研究者・施設にとって、現実的な選択肢です。

FEATURE 02

被験物質の使用量を大幅削減― 高価な被験物質でも実験できる

チャンバーをコンパクト化したことで、試験に必要な被験物質の量が大幅に減少します。新規化学物質やナノ材料など、合成・調製コストの高い物質での実験に適しています。

FEATURE 03

多濃度展開が可能― 試験設計の自由度が上がる

チャンバーを試験目的に応じて自由に増減・組み合わせることができます。各チャンバーの濃度は個別に制御できるため、用量反応試験への柔軟な対応が可能です。

FEATURE 04

動物への拘束ストレスがない― データ信頼性に直結する

鼻部ばく露方式では動物を長時間ホルダーに拘束するため、体重増加抑制などのストレス応答が生じ、試験結果に影響する可能性があります。MICは全身ばく露方式のため、動物は無拘束状態で試験を受けます。動物福祉の観点からも、データ信頼性の観点からも優れた方式です。

FEATURE 05

独自の渦流拡散構造― 特許出願技術による濃度均一性

ホッパーの給気口に特許出願された渦流拡散構造を採用。被験物質をチャンバー内に均一に分散させます。各チャンバーは個別の圧力制御により陰圧を維持し、被験物質の外部漏洩を防止します。


こんな用途に最適
  • 毒性試験・安全性評価(OECD試験ガイドライン準拠)
  • 農薬・工業用化学物質・ナノ材料の吸入毒性評価
  • 医薬品開発における吸入毒性・薬理試験
  • 大気汚染物質・粉塵の暴露影響研究

主な仕様
対応動物マウス(10匹/ケージ)、ラット(5匹/ケージ)、モルモット・ハムスター等
ばく露方式全身ばく露(オプションで鼻部ばく露にも対応)
被験物質有機溶剤ガス(〜2,000 ppm)、粉塵(〜5 mg/L)、ミスト(〜1 mg/L)、たばこ煙・自動車排気等
チャンバー外形320 × 550 × 455 mm(1チャンバー)
排気処理プレフィルター+活性炭フィルター+HEPAフィルター
準拠基準AAALAC、OECD試験ガイドライン
電源AC100V 15A

※ モデルラインアップ:MIC-A01(1チャンバー)〜MIC-A06(6チャンバー) 試験規模・動物種に合わせてご提案します。


他方式との比較
比較軸MIC(当社) 従来型大型
全身ばく露装置
一般的な
鼻部ばく露装置
設置面積既存実験室でOK(〜20 m²)専用室500 m²以上小型だが発生器等が別途必要
動物拘束無拘束(全身ばく露)無拘束長時間拘束あり
複数濃度試験チャンバー増減で多濃度展開が可能可能だが大型・高コスト基本1濃度/1台
被験物質消費少量でOK(コンパクト設計)大量消費少量でOK
導入コスト高(建設費含む)低〜中
30年+
継承した技術の歴史
50台+
アジアを中心とした累計納入台数
10機関+
公的機関・大学・CROへの導入実績

試験規模・動物種・被験物質の種類に合わせたシステム構成をご提案します。

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