Inhalation Exposure Systems
吸入ばく露試験装置
MIC & CIS
吸入ばく露試験を始めたいが、専用建屋を建てるほどの
スペースも予算もない。
そのような研究者・施設に向けて、当社は30年以上にわたる技術をもとに、
既存の実験室に設置できる吸入ばく露試験システムを提供しています。
「全身ばく露の信頼性を、既存の実験室スペースで。」
FEATURE 01
専用建屋不要― 既存の実験室に設置できる
従来の全身ばく露装置は1チャンバーだけで1〜2 m³のステンレス躯体があり、4濃度+コントロールの標準的な試験では500 m²超の専用施設が必要でした。MICはチャンバー1台あたりラット5匹・マウス10匹というスモールスケール設計に切り替えることで、全システムをおよそ5×4 m程度のスペースに収めることができます。大規模設備なしに吸入試験を始めたい研究者・施設にとって、現実的な選択肢です。
FEATURE 02
被験物質の使用量を大幅削減― 高価な被験物質でも実験できる
チャンバーをコンパクト化したことで、試験に必要な被験物質の量が大幅に減少します。新規化学物質やナノ材料など、合成・調製コストの高い物質での実験に適しています。
FEATURE 03
多濃度展開が可能― 試験設計の自由度が上がる
チャンバーを試験目的に応じて自由に増減・組み合わせることができます。各チャンバーの濃度は個別に制御できるため、用量反応試験への柔軟な対応が可能です。
FEATURE 04
動物への拘束ストレスがない― データ信頼性に直結する
鼻部ばく露方式では動物を長時間ホルダーに拘束するため、体重増加抑制などのストレス応答が生じ、試験結果に影響する可能性があります。MICは全身ばく露方式のため、動物は無拘束状態で試験を受けます。動物福祉の観点からも、データ信頼性の観点からも優れた方式です。
FEATURE 05
独自の渦流拡散構造― 特許出願技術による濃度均一性
ホッパーの給気口に特許出願された渦流拡散構造を採用。被験物質をチャンバー内に均一に分散させます。各チャンバーは個別の圧力制御により陰圧を維持し、被験物質の外部漏洩を防止します。
- 毒性試験・安全性評価(OECD試験ガイドライン準拠)
- 農薬・工業用化学物質・ナノ材料の吸入毒性評価
- 医薬品開発における吸入毒性・薬理試験
- 大気汚染物質・粉塵の暴露影響研究
| 対応動物 | マウス(10匹/ケージ)、ラット(5匹/ケージ)、モルモット・ハムスター等 |
|---|---|
| ばく露方式 | 全身ばく露(オプションで鼻部ばく露にも対応) |
| 被験物質 | 有機溶剤ガス(〜2,000 ppm)、粉塵(〜5 mg/L)、ミスト(〜1 mg/L)、たばこ煙・自動車排気等 |
| チャンバー外形 | 320 × 550 × 455 mm(1チャンバー) |
| 排気処理 | プレフィルター+活性炭フィルター+HEPAフィルター |
| 準拠基準 | AAALAC、OECD試験ガイドライン |
| 電源 | AC100V 15A |
※ モデルラインアップ:MIC-A01(1チャンバー)〜MIC-A06(6チャンバー) 試験規模・動物種に合わせてご提案します。
| 比較軸 | MIC(当社) | 従来型大型 全身ばく露装置 |
一般的な 鼻部ばく露装置 |
|---|---|---|---|
| 設置面積 | 既存実験室でOK(〜20 m²) | 専用室500 m²以上 | 小型だが発生器等が別途必要 |
| 動物拘束 | 無拘束(全身ばく露) | 無拘束 | 長時間拘束あり |
| 複数濃度試験 | チャンバー増減で多濃度展開が可能 | 可能だが大型・高コスト | 基本1濃度/1台 |
| 被験物質消費 | 少量でOK(コンパクト設計) | 大量消費 | 少量でOK |
| 導入コスト | 中 | 高(建設費含む) | 低〜中 |
試験規模・動物種・被験物質の種類に合わせたシステム構成をご提案します。
お問い合わせ・見積り依頼「1台で、鼻部も全身も。多濃度試験も。」
FEATURE 01
鼻部・全身、どちらにも対応― 導入後に試験設計を変えられる
従来の吸入ばく露試験装置は、導入時点で「全身ばく露専用」か「鼻部ばく露専用」かを決定する必要がありました。試験計画が変わっても装置を買い替えるしかありませんでした。CISはユーザー自身がばく露ユニットを付け替えることで、全身ばく露チャンバー(MIC)と鼻部ばく露チャンバー(NOHS-66)を切り替えて使用できます。
FEATURE 02
1台で最大6濃度の同時試験― 他にない差別化ポイント
一般的な鼻部ばく露装置は「1台=1濃度」が基本です。複数濃度での用量反応試験には台数分の装置が必要になります。CISは1台の分配型チャンバーに最大5匹のホルダーを接続でき、4本の分配構成で4濃度を同時に試験できます(最大6濃度の実績あり)。試験の効率と経済性が根本的に異なります。
FEATURE 03
少量の被験物質で実験できる― 開発初期段階や希少物質に対応
コンパクトなエアフローシステムにより、少量の被験物質から発生したエアロゾルを効率よくホルダーまで届けます。合成量が限られる新薬候補化合物や、調製コストの高い試験物質での実験に適しています。
FEATURE 04
デジタル制御とリアルタイム記録― GLP対応の試験データを提供
デジタルマスフローコントローラーによる精密なエアフロー制御と、温湿度・圧力・流量・エアロゾル濃度のリアルタイムモニタリング・記録を標準装備。FDA 21 CFR Part 11にも対応可能で、GLP施設での使用に適しています。
FEATURE 05
陰圧アイソレーター筐体― 作業者と環境への安全配慮
装置全体がドア付きの陰圧アイソレーター構造になっており、被験物質の外部漏洩を防止します。正面とサイドからのアクセスが容易な設計で、動物の出し入れや日常のメンテナンス作業性も確保しています。
- 新薬候補化合物の吸入毒性スクリーニング(前臨床)
- 農薬・化学物質の鼻部ばく露毒性試験
- 吸入器・エアロゾル製剤の評価試験
- 少量の被験物質を用いたパイロット試験
| ばく露方式 | 鼻部ばく露 / 全身ばく露(切替可能) |
|---|---|
| 鼻部ばく露ポート数 | 最大12匹(ラット)+サンプリング4ポート(NOHS-66) |
| 最大濃度数 | 1台で最大6濃度同時試験(実績値) |
| 流量制御 | デジタルマスフローコントローラー |
| 給気流量 | 0.0〜25.0 L/min(BC-25モデル) |
| 記録計 | YOKOGAWA製(GLP対応) |
| 排気処理 | サイクロン集じん器+バブリングフィルター+活性炭フィルター+HEPAフィルター |
| 筐体 | ドア付き陰圧アイソレーター |
| 電源 | AC100V |
| 比較軸 | CIS(当社) | 一般的な鼻部ばく露装置 (マニュアル型) |
大型鼻部ばく露装置 |
|---|---|---|---|
| 多濃度試験 | 1台で最大6濃度 | 基本1濃度/1台 | 1台1濃度が基本 |
| 全身/鼻部切替 | 両方式に対応(切替可能) | 鼻部専用 | 専用機が別々 |
| デジタル制御 | デジタルMFC+PC記録 | マニュアル操作 | デジタル制御 |
| GLP対応 | FDA 21 CFR Part 11対応可 | 非対応 | 対応 |
| 設置スペース | 1台で完結(省スペース) | 小型 | 大型(専用室推奨) |
| 価格帯 | 中〜高 | 低〜中 | 高 |
試験規模・動物種・必要濃度数に合わせたシステム構成をご提案します。
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