2026.06.01 — 技術情報

吸入ばく露試験を小さなラボで始めたい研究者へ

専用建屋なしに吸入試験を始める方法。MICを使ったスモールスケール全身ばく露試験のポイントを解説します。

「吸入ばく露試験をやりたいが、専用の試験室を持てない」という声を、国内外の研究者から多くいただきます。 確かに従来の全身ばく露装置は大型で、4濃度+コントロールの試験を行うには500 m²を超える専用施設が必要でした。

なぜ従来装置は大きかったのか

従来の全身ばく露チャンバーは、1チャンバーあたり1〜2 m³のステンレス躯体を持ち、 チャンバー室・発生器室・廃気処理室を別々に設ける設計が標準でした。 動物数・濃度数が増えるほど装置は大型化し、建物ごと設計するプロジェクトも珍しくありませんでした。

MICが変えたこと

当社のMIC(Multipurpose Inhalation Cage)は、市販の実験動物飼育ケージをベースにした小型チャンバーを採用しています。 1チャンバーあたりラット5匹・マウス10匹というスモールスケール設計にすることで、 全システムをおよそ5×4 m程度の既存実験室に収めることができます。

「大規模試験と同じことが小さい装置でできる」のではなく、 「スモールスケールでしっかりした試験ができる装置」として設計されています。 この点を正しく理解することが、MIC導入を成功させるポイントです。

こんな研究者・施設に向いています

  • 吸入試験を初めて導入する大学・研究室
  • 新薬・農薬開発の初期スクリーニングを少量の被験物質で行いたい
  • 既存のドラフトチャンバーや実験室スペースを活用したい
  • 動物福祉の観点から無拘束試験を選びたい

MICの詳細仕様・導入事例はこちらからご覧いただけます。

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